4.債権投資

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4.債権投資

  • + - 取引の形態
    • + - 店頭取引
      • 店頭取引とは、市場を介さず証券会社等の窓口で直接(証券会社等と)売買を行う方法
      • 相対取り引きともいう
      • 相手が証券会社等なので、証券会社等によって取引価格が異なる
      • 店頭取引は、証券会社等との相対のため売買価格の相場がよく分からない
    • + - 取引所取引
      • 取引所に上場されている債券は取引所取引での売買が可能
      • 国債の通常の取引時間は、13:00~13:30の30分間
      • 取引所取引なので、売買の際、相手がいなければ取引が成立しない場合もある
      • 取引所取引は、上場株式の売買と同様に現在売買されている価格の相場が分かる
    • + - 主流は店頭取引
      • 債券の流通は取引所取引よりも、圧倒的に店頭取引の方が取引量が多い
    • + - 価格情報
      • 売買参考統計値
      • 個人向け社債等の店頭気配情報
      • 日本証券業協会から発表
      • 毎日(毎営業日)発表
  • + - 債券の利回り
    • + - 単利利回り
      • ┌───────┬───────────────────────┐
        │応募者利回り │債券を新規発行時から満期償還日まで所有した場合│
        ├───────┼───────────────────────┤
        │所有期間利回り│債券を購入して、満期の前に売却した場合    │
        ├───────┼───────────────────────┤
        │最終利回り  │発行済みの債券を最終償還日まで所有した場合  │
        └───────┴───────────────────────┘

        + - 試験対策用の公式

        • + -  表面利率 : 債券の券面に記載された1年間の利息の割合。単位は%
           売却価格 : 満期償還まで保有した場合は額面の100円で計算
           購入価格 : 債券を購入したときの価格
           所有期間 : 債券を保有している期間(年数)

          ┌────────────────────────────────┐
          │               売却価格-購入価格        │
          │         表面利率+───────────       │
          │                 所有期間           │
          │各種利回り(%) = ─────────────────── ×100│
          │              購入価格              │
          └────────────────────────────────┘

          •   表面利率 : 2%(クーポンレート)
              売却価格 : 満期まで所有しているので、額面の100円
              購入価格 : 99円
              所有期間 : 2年

            よって、

                         100-99
                       2+──────
                            2
               最終利回り = ────────── × 100
                           99
                              
            が計算式になります。これを解くと、

                        2%+0.5%
                     = ──────── = 0.02525・・・
                          99円

  • + - 個人向け国債
    • 個人向け国債は、国が発行している安全性の高い金融商品です。1万円から購入することができ、最低金利保証(0.05%)もあるので、購入している方も多いようです。一定の要件を満たす必要はありますが、中途換金ができるのも人気の理由でしょう。しかしながら、元本保証の商品ではないので注意も必要です。

      + - 2つのラインナップ

      • + - 固定5年
        • + - 償還期限
          • 5年
        • + - 金利
          • 固定金利
        • + - 中途換金
          • 発行から2年経過後
        • + - 中途換金時のペナルティ
          • 直前4回分の利子相当額
      • + - 変動10年
        • + - 償還期限
          • 10年
        • + - 金利
          • 変動金利
        • + - 中途換金
          • 発行から1年経過後
        • + - 中途換金時のペナルティ
          • 直前2回分の利子相当額
      • 中途換金の覚え方:掛けて10
         ・変動10年は1年後
         ・固定5年は2年後
      • 中途換金ペナルティの覚え方:掛けて20
         ・変動10年は直前2回分の利子相当額
         ・固定5年は直前4回分の利子相当額

      ~ <参考>財務省・個人向け国債

  • + - 過去問
    • + - ■2007年5月学科試験 (42)
      • + - 個人向け国債において、固定5年では、発行後2年間経過すれば過去
        ( A )回分、変動10年では、発行後1年間経過すれば直前( B )
        回分の利息相当額(ともに税引前)を支払うことで、国に対して買取を
        請求することができる。

         1) A 2    B 4
         2) A 4    B 4
         3) A 4    B 2

        • + - 正答
          • 3
    • + - ■3級学科_2007年9月(42)
      • + - 債券の流通市場における取引の形態には,
        証券取引所に上場された債券を取引所のルールで売買する取引所取引と,
        証券会社や金融機関等と投資家などが直接相対取引する店頭取引があり,
        このうち取引量が圧倒的に多いのは( A )である。
        ( A )については,売買の際の参考になるよう,
        日本証券業協会が( B )を発表している。

         1) A 店頭取引   B 公社債店頭売買参考統計値
         2) A 取引所取引  B 公社債店頭売買参考統計値
         3) A 取引所取引  B 業者間売買速報値

        • + - 正答
          • 1
    • + - ■3級学科_2007年9月(43)
      • + - 個人向け国債は,原則として,
        固定5年では発行後( A )年間経過すれば,
        また変動10年では発行後( B )年間経過すれば,
        国に対して買い取りを請求することができる。

         1) A 1  B 2
         2) A 2  B 2
         3) A 2  B 1

        • + - 正答
          • 3