【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成24年 後期  企業法務 3級)

【問題 15】
X社において社員A氏が上司B氏からのパワー・ハラスメントを受けた場合、使用者責任に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 自らが不法行為をしたわけではなくても、B氏の不法行為に関し、X社は使用者としての損害賠償責任を負うが、その根拠は「危険責任の法理」や「報償責任の法理」にある。

 X社が、B氏の選任及びその事業の監督について、相当の注意をしたことを立証した場合には、X社は使用者責任を免れることができるが、実際上、免責が認められた事例はほとんどない。

 A氏は、X社に対して、使用者責任とともに安全配慮義務違反に基づく債務不履行責任を問うことができる。

 X社が、使用者責任に基づき、A氏に対して損害賠償をした場合、X社は、B氏に対して賠償額を求償することはできない。




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