【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成24年 後期  マーケティング 3級)

【問題 36】
次の<事例>を読み、設問に答えなさい。

<事例>
X社は、従来オーディオ市場においては相当な実績を誇ってきたが、テレビ市場においては、ほとんど実績がなく、ブランド・イメージも形成されていない状況だった。そのX社は、大型薄型テレビ市場に向けて、従来なかった技術革新を盛り込んだ高品質・機能製品を開発した。同社は、この製品を求めるこだわり層が存在するに違いないとの信念を持って、高価格・特定ラインの製品でマーケティングを開始した。ところが、数箇月後に、従来のテレビ市場で実績を持ち、ブランドも築いているY社、Z社等が同市場に参入してきた。
Y社とZ社はいずれもX社と同タイプの製品ながら、品質・機能は適度の水準に抑え、思い切った低価格を打ち出した。ターゲットも広く一般層を対象とし、製品ラインも小型から大型までフルラインを揃え、マス媒体を駆使しての大型宣伝を展開してきたことで、Y社、Z社は一般層から広く支持が得られた。
そのため、X社は苦境に陥り、ついに同市場から撤退せざるを得なくなった。

設問 X社が市場撤退に追い込まれた根本的な原因として適切なものは、次のうちどれか。

 コスト・ダウンができなかったため

 ターゲットの見極めを充分に行わなかったため

 プロモーションに関わる資金量が不足していたため

 ブランド・ロイヤルティの高いリピーターをつくり出せなかったため




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