【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成24年 前期  人事・人材開発 3級)

【問題 18】
職能給及び職務給に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 職能給とは、個人の職務遂行能力を基準として決める賃金のことで、通常は職能資格制度がベースとなり、運用に際しては、職務遂行能力の基準としての「職能資格要件書」が用いられる。

 職能給は、資格降格がない限り降給することがないため、年功的な運用に陥りがちで、「能力・仕事・賃金」の間にギャップが生じやすく、人件費の配分に無駄が生じやすいという欠点がある。

 職務給とは、社員が担当する職務の難易度、重要度を基準に決める賃金のことで、通常は職務等級制度がベースとなり、運用に際しては、個々の職務の内容、特徴、難易度をまとめた「職務記述書(ジョブ・ディスクリプション)」が用いられる。

 米国型の職務給制度は、その前提である職務等級の内容や区分が曖昧で大括りになりがちであったが、近年では、1つひとつの職務の価値を定め、担当する職務が変われば、それに沿って給与も変えるという運用に移行しつつある。




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