【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成24年 前期  人事・人材開発 3級)

【問題 31】
我が国の企業を取り巻く経営環境の変化と、それに対応する人材開発施策の方向性に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 我が国における製造業のものづくり現場が、中国やアジア諸国にシフトしている。この対応策として、日本企業は豊富な労働力がある中国等から若年層を迎え入れ、減少する作業者に代わる人材として活用すべきである。

 市場経済のグローバル化に伴い企業間競争が激しくなる中、日本企業は、実務遂行能力があり、かつ、諸外国の文化・歴史等の異文化への理解力のある人材の育成が急務であることから、全てに優先して語学力の向上が最大の課題である。

 これまで日本企業は、スペシャリストの育成に力を注いできたが、若年層の価値観の多様化や、エンプロイアビリティ重視による離職率上昇を考慮すると、組織をリードするゼネラリストの育成を主眼としなければならない。

 各社において、今後は、社内公募制、裁量労働制、地域限定社員制度等、本人の希望により、仕事や働き方を自由に選べる制度の実施比率が更に高まってくると思われる。これは、日本型経営システムの変質とともに、企業と個人との関係が、従来の一律横並び型処遇から踏み出して、個人の選択の幅が広まってきたことの現れである。




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