【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成24年 前期  労務管理 2級)

【問題 34】
社員Aは、この1箇月ほど遅刻や欠勤が増えており、出社してもミスが多く、仕事にならない状態が続いている。上司が事情を聞くと、寝床に入っても、午前3時ころまで眠れない日が続いていると言う。上司は、社員Aがメンタルヘルス不調に陥っている可能性を感じ、受診が必要ではないかと、人事労務管理スタッフに相談した。この場合、人事労務管理スタッフがとる社員Aへの対応策として、不適切なものの組合わせは、次のうちどれか。

1.社員Aが受診を拒否する場合には、受診を勧める理由を説明し、社員Aに受診の同意を得る努力をする。
2.社員Aが受診を拒否する場合には、メンタルヘルス不調の可能性がある社員Aの同意を得ることは困難なので、社員Aには伏せて家族に連絡し、家族の同意を得て受診させる。
3.社員Aが受診を拒否する場合には、2名以上の社員が同行して受診させる。
4.社員Aが受診を拒否する場合には、措置入院を検討する。
5.社員Aが受診を拒否する場合には、以下に示す就業規則に定めた法定外健診の受診に基づき受診命令を出し、業務命令として受診させる。


(注) 就業規則抜粋 (会社指定医による健診)第48条 従業員が次の各号のいずれかに該当する場合、会社は従業員に対し、会社の指定する医師の健康診断を受けさせ、診断書の提出を求めることがある。なお、この健診は従業員の健康状態の確認を目的として行われ、業務上の必要性に基づくものであるため、従業員は正当な理由なくこれを拒むことができない。
1.傷病による有給休暇または欠勤が暦日で連続して7日を超える場合
2.体調不良など傷病を理由にたびたび遅刻・欠勤する場合
3.業務の能率、勤務態度により、身体または精神上の疾患にり患していることが疑われる場合


 1と2と3

 1と3と4

 2と3と4

 2と3と5

 3と4と5




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