【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 後期  人事・人材開発 2級)

【問題 21】
基本給を構成する各給与に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 年齢給は、成果給の適用が適切でない職種や、能力開発段階に位置付けられている若年層等がその主な対象となり、能力主義、成果主義的な考え方を、より賃金に反映させるべきである管理職層に対しては、一般に適さないと言える。

 職能給は、社員格付け制度において、職能資格制度を採用している場合の給与であり、資格等級に応じて、また、同一等級内でも能力の習熟度に応じて、給与が高くなる。

 職能給は、実際に行っている職務の価値や発揮(顕在)能力と関係なく、社内身分的な等級や保有(潜在)能力に応じて支給されることから、職能等級と同等又はそれ以上の仕事が与えられない場合には、人件費が割高となる恐れがある。

 職務給は、組織改正や人事異動によって、職務や役割が変わっても水準額が保持されることから、職務替えや役職の任免が円滑に行いやすく、ローテーションやキャリア開発にも活用しやすい。

 職務給は、個々の従業員の貢献度と賃金コストとのバランスを保ちやすく、また、職務設計・職務等級格付けを適正に行えば、組織全体として賃金原資管理が行いやすい。




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