【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 後期  人事・人材開発 2級)

【問題 35】
効果的なOJTの推進に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 上司が仕事を通して部下を育成するOJTは、1人1人の部下に個別的に対応することができ、業務遂行上、必要なテクニカル・スキルの向上に大きな力を発揮する。

 OJTは、上司が経験的に学習した実践知識をベースに行われることから、部下は、実践的な知識、技能、思考様式、そして職場文化までをも学習することができる。

 業務遂行こそがOJTということができるが、このことがOJTの意味を曖昧にし、上司の勘と経験に左右される面を増幅させ、OJTの効果を削減する恐れがある。

 教育部門がOJTマニュアル等を整備すべきだという意見があるが、上司が状況を判断し、臨機応変に行うOJTの本質に反するものであることから、教育部門の介入は避けたほうがよい。

 業務遂行能力の向上を図るOJTは、部下の仕事を上司が判断・評価し、その結果をフィードバックすることによって、部下を育成する部分が大きい。




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