【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 後期  企業法務 3級)

【問題 27】
以下に示す<事実関係>を踏まえた場合、抵当権に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

<事実関係>
1.A社は、B銀行から8,000万円の融資を受けるに当たり、A社の所有するビル(以下「本件建物」という。)に抵当権を設定し、登記した(以下「本件抵当権」という。)。
2.融資の時点では、本件建物の価格は1億円であったが、現在は7,000万円に値下がりしている。
3.C社は、A社から本件建物を購入したいと考えている。

 C社が、本件建物をA社から買い受けたうえで、B銀行に対して、7,000万円で本件建物の買取りを請求し、これにB銀行が合意した場合でも、B銀行のA社に対する債権残額1,000万円が存続する以上、本件抵当権は存続する。

 C社が、本件建物をA社から買い受けたうえで、B銀行の請求に応じて8,000万円を支払った場合、本件抵当権は消滅する。

 C社が、本件建物をA社から買い受けたうえで、B銀行に対して、7,000万円で本件建物の買取りを請求したが、これにB銀行が応じなかった場合には、C社が7,000万円で本件抵当権を消滅させることはできない。

 C社が、本件建物をA社から買い受けた後、地震によって本件建物が崩壊しても、動産としての建物の材木の上に抵当権は存続し、本件抵当権は消滅しない。




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