【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 後期  企業法務 3級)

【問題 38】
紛争解決の方法の1つである示談・和解契約に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 示談は、裁判による解決によらずに、当事者間の紛争を完結するための合意であり、当事者双方の譲歩による場合のほか、当事者の一方のみがその主張を放棄又は減じて成立させる場合もあることから、和解類似の無名契約であるとする考えもある。

 民法上の「和解」は、有償・双務・諾成の契約である。

 示談の内容や和解契約の内容を強制力のあるものにするためには、強制執行認諾約款付公正証書や裁判上の和解調書にしておくべきである。

 示談や和解を成立させる場合、合意して定めた内容以外に一切の請求権を放棄又は免除することを約束すると、成立時に予想していなかった事実が後日判明したとしても、蒸し返して再争することは禁じられる。




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