【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 後期  企業法務(組織法務) 2級)

【問題 6】
自動車製造会社であるA社(資本金額5億円)は、B社(資本金額1,000万円)との間で自動車部品製造に関する委託契約を締結し、部品甲の製造を委託しようとしている。A社からB社への部品製造販売の委託に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 A社が発注後直ちに下請法上交付が義務づけられている公正取引委員会規則所定の書面交付について、直接交付する方法を採らずに電子メールや注文書のファクシミリ送信等の方法に代えることは下請法に違反する。

 A社代表者が公正取引委員会規則所定の書面交付義務に違反した場合、A社に刑罰は科されない。

 A社がB社に対して部品甲の製造を委託する条件として、正当な理由なく、A社関連会社のC社が扱う自動車Zのリース契約を締結させることは下請法に違反する。

 B社の製造した部品甲に不具合がある場合、B社が納品した製品をA社が返品することは下請法に違反する。

 A社がB社に部品甲を大量に注文する場合であれば、A社が市価に比べて著しく低い下請代金の額を一方的に定めても下請法に違反しない。




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