【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 後期  企業法務(取引法務) 2級)

【問題 27】
私的整理に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 私的整理を行う場合には、債権者会議において債権者の中から債権者委員長を1名選任しなければならない。

 私的整理における債権者会議の議決は、債権者会議への不参加者や決議に反対した者については拘束力を持たない。

 既に債務名義を持っている一部の債権者の1人が私的整理に協力せず、債務者の財産を差押え、満足を得る行為は債権者会議での多数決によって否認される場合がある。

 債務者が恩義のある債権者に対してのみ優先的な満足を与える行為は債権者会議での多数決によって否認される場合がある。

 債権者会議によって、担保権者による担保権の行使を制限するという議決がなされれば、担保権者は担保権を行使することができなくなる。




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