【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 後期  企業法務(取引法務) 2級)

【問題 30】
Aが、自己所有地に勝手に建物を建て居住しているBに対して、建物収去土地明渡しを求める訴えを提起した場合、民事訴訟及び民事執行に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 Aの主張が認められ、A勝訴の判決が確定した場合、たとえその後にBが新たに占有権限を取得したとしても、それを後訴において主張することは、前訴判決の既判力に抵触することから許されない。

 Aの父親Cが補助参加する申立てをした場合、単にAの父親というだけでは、補助参加が認められない場合がある。

 Aは、本件訴訟を提起する前に、本件訴訟の勝訴後の建物収去土地明渡請求を保全するための仮処分を申し立てることができる。

 Aの主張が認められ、A勝訴の判決が確定した後に、Bは本件係争建物をCに譲渡した。この場合、Aは承継執行文の付与を受けることにより、Cに対して強制執行することができる。

 Bが口頭弁論において、Aの主張する事実について争わず、また、何ら防御方法も提出しない場合であって、Aの請求を認容するときは、判決書の原本に基づかずに、簡易に判決を言い渡すことができる。




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