【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 後期  ロジスティクス管理 2級)

【問題 4】
広域にわたる大規模な天災等により、各地で貨物事故が発生した場合、それぞれの標準約款に定められた免責事項に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 寄託貨物については、当該倉庫事業者が火災保険を付保することになっているが、地震による火災で焼失した場合には、標準倉庫寄託約款により、倉庫事業者は賠償責任を負わない。

 標準貨物自動車運送約款では、警察により、緊急車両以外の車両の通行が禁止されている場合には、貨物自動車運送事業者は遅延についての責任を負わない。

 荷受人の避難先が分からず、その代理人に引き渡された宅配便について、10 日後に荷受人から「き損」の申告があった場合には、宅配便事業者は標準宅配便運送約款により、賠償責任を負わない。

 標準貨物自動車利用運送約款では、利用運送事業者(元請)は、被災した実運送事業者(傭よう車)が貨物の受取り、引渡し、保管及び運送に関し、注意を怠らなかったことを証明した場合には、賠償責任を負わない。

 貨物自動車運送事業者が被災して、車両を手配できない場合には、標準貨物自動車運送約款では、運送の引受け責任を負わない。




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