【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 後期  ロジスティクス管理 2級)

【問題 9】
物流面における環境法規制に対して、取り組むべき対策に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 「改正省エネルギー法」は、年間3,000万トンキロ以上の貨物を輸送する「特定輸送事業者」のみを対象として、CO2削減に向けた中長期計画の策定と、その結果報告を義務付けている。

 「循環型社会形成推進基本法」で定める3Rとは、資源の有効再活用のために、できるだけ循環的な利用を心掛け、発生の抑制や再利用に努める道筋を示したものである。

 「資源有効利用促進法」は、リサイクル法とも呼ばれ、関係者の責務として、事業者には再生資源や再生部品の回収や利用促進、消費者には製品の長期間使用や分別回収協力、行政には上記に加え、科学技術の振興、普及啓発等が明記されている。

 物流において、環境問題と最も密接な関係にあるものは輸送活動であり、CO2排出量の少ない輸送モードへの転換(モーダルシフト)や、低公害車による排気ガス浄化を進めたりする必要があるが、首都圏等の大都市自治体では、独自の規制を設けている場合もある。

 政府は、CO2排出量削減を、経済と環境とが両立できる貨物輸送分野で推進すべく、「グリーン物流パートナーシップ会議」・「物流総合効率化法」等により、効率的で、かつ、環境負荷の少ない物流システムモデルを開発する取組みを推進中である。




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