【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
(平成25年 後期 ロジスティクス管理 3級)
【問題 30】
物流コストの算定の考え方に関する記述として最も適切なものは、次のうちどれか。
営業所の空きスペースに製品在庫を保管しているケースがあるが、一般に営業所の賃借料は、販売部門の経費等として処理されていることから、このような製品在庫の保管コストを物流コストとして集計することは、二重計上となり望ましくない。
食品、日用雑貨等の性質の異なる複数の事業部門を持つ企業の場合、性質の異なる物流コストを会社全体で集計することに意味がないことから、事業部門単位に権限を委譲し、物流コストの算定・管理を行うべきである。
営業担当者がルートセールスと併せて、乗用車で納品を行うようなケースでも、機会費用を顕在化させるために、所要時間等に応じて、人件費の一部を物流コストに計上することが望ましい。
生産計画の遅れにより、航空便を使った緊急輸送が大量に発生した場合、このコストは物流部門の責任で発生したものではないことから、物流コストには通常の輸送手段で運んだときの費用を見積もって計上すべきである。
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