【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
(平成25年 後期 マーケティング 2級)
【問題 36】
企業活動におけるコンプライアンスの考え方に関する記述として最も適切なものは、次のうちどれか。
純粋に法令遵守を意味する言葉であり、企業や人が、法令違反を犯さないように、万全の注意を払うことを求めるものである。必要以上に道徳的な責任までを求める解釈もあるが、それらは、この言葉本来の意味から外れるものである。
法令遵守を意味する言葉であり、法令違反を犯さないことであると誤解されるのが通例である。しかし、広告というものは、目立って初めて効果を生ずるものであることから、むしろ法の抜け穴を見つけ、目立つ広告を行うことこそが、広告におけるコンプライアンスを全うすることと言える。
我が国では法令遵守と翻訳されたことにより、本質から多少ずれた解釈がなされるきらいがあった。使われて相当時間が経過した昨今、「人や企業が、期待や要請に適かなうよう行動することと捉えた方が、コンプライアンスの解釈として的確である」という意見や評価が定着しつつある。
「あらゆる感覚を持つ世間の人々に対して、不快感を与えないことを求めるもの」である。従って、コンプライアンスを全うしようとする場合、内容を問わず、寄せられる全ての要望やクレームに対して、返答することが何よりも大切である。
「広告は、チラシやポスター等により大量の紙を使用するし、電波媒体でふざけた表現を行うことから、コンプライアンスに反するものである」という意見は、的を射たものである。
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