【過去問倶楽部】資格対策
～ビジネスキャリア検定～
　（平成25年　後期　　マーケティング　3級)

【問題 26】
企業がチャネルを選定するに当たって、自社の特性(強み弱み、チャネルコントロールの必要性など)を認識した上で、さらに考慮すべき要因の内容として不適切なものは、次のうちどれか。

市場(顧客)：
潜在的顧客の規模、地域分散の程度、購買頻度や一回の注文量、顧客の店舗選択の好みなどにより、チャネルの長短やチャネル政策を選択する。

製品(商品)：
最寄品、買回り品、専門品によって、チャネル選択や政策が異なる。比較的高価で購入頻度が少なく、顧客が選定に時間をかけるような製品には、開放チャネル政策が採られることが多い。

チャネルメンバー：
チャネルメンバーとして、適正かどうかの判断が重要である。業界内での地位や評判・信用度、経営資源(人、資金力、施設、ノウハウなど)、経営意欲、協力度などを、充分に検討・評価することが肝要である。

業界の動向や市場環境の変化：
競合の参入状況と自社の地位、消費者の意識行動の変化、規制緩和、環境課題への公的規制強化､景気動向などを掌握し、長期チャネル政策へ反映させる。