【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 後期  総務 2級)

【問題 37】
A社が、リスクマネジメントの取組みに着手する場合における記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 リスクマネジメント体制について、まずは、平時においてリスク管理委員会を設置し、危機事象に対する対応策を検討した。そして、危機発生時には緊急対策本部を設置し、迅速に危機に対応できるように組織編成や役割分担、設置基準や設置場所等を予め定め、危機管理体制を敷くこととした。

 個々の災害に対する対策については、自社にどのようなリスクが存在するか、リスクが顕在化した場合に保護すべき重要資産は何か、損失はどの程度か、対策を採るべきリスクの優先度はどうかなどの検討を行うことにした。

 A社の情報システムは、業務遂行上、不可欠な存在となっており、情報システムにかかわるリスクへの対応が重要問題となっている。そのため、リスク管理委員会の下に全社情報システムリスク対応委員会を設置し、情報システムリスク対応計画を策定するとともに、ユーザー部門においては、各業務システムにおけるリスク対策を策定した。

 会社資産の保全のために、損害保険を手配することにした。建物や収容動産については、一般の火災保険よりも補償範囲の広い店舗総合保険に加入することにした。この保険では、火災、爆発、落雷のほか、水災や地震・津波による損害も補償される。

 社用車により交通事故が発生した場合の対応として、負傷者がある場合には救護等を行い、警察に届け出るとともに、自動車保険に加入した損害保険会社へ証券番号等のA社の契約者情報、事故の日時・状況等の概要、自動車の登録番号、相手側の住所・氏名などを直ちに連絡することとした。




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