【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 前期  企業法務 3級)

【問題 12】
使用者責任に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 使用者は、違法な加害行為を行った被用者の選任及びその事業の監督について、相当の注意をしたことを立証した場合には、使用者責任を免れることができ、実際に、この立証が成功して免責が認められている事例が多い。

 社用車での通勤を禁止しているにもかかわらず、社用車での通勤を行っていた社員が事故を起こした場合、会社が使用者責任を負うことがある。他方、社員が無断で社用車を持ち出して私用で運転していた場合には、会社が使用者責任を負うことはない。

 使用者責任が認められるためには、使用者と現実の不法行為者との間に使用関係があることが必要である。従って、注文者は、請負業者の労働者が、事業の執行についてした違法な加害行為について、原則として、使用者責任を負わない。

 使用者責任が認められるためには、被用者が第三者に対して加害行為を行ったことが必要であるから、社員同士の不注意による事故であれば、会社は使用者責任を負わない。




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