【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 前期  ロジスティクス管理 2級)

【問題 23】
以下に示す<想定条件>を踏まえた場合、物流センターにおいて、A社が最初に取り組むべき事項として最も適切なものは、次のうちどれか。


<想定条件>
・A社は、衣服・雑貨・食品の通信販売を行っている大手企業である。
・A社ではこれまで、自社で物流センター(5,000坪)を運営していたが、今年度から物流センター業務を倉庫会社B社へ業務委託し、A社は事務作業のみを実施するようにした。
・A社物流センターからの移管時に入庫作業が追いつかず、適正な保管場所に商品が保管できず、在庫管理システムにも在庫登録ができなかった。
・上記が原因で、商品の保管場所が分からず、在庫数量も把握できない状況となり、出荷作業に大幅な支障を来す結果となった。
・現在は、A社の物流センターで業務を行っていたA社社員のほか、B社の社員及びアルバイトを大量投入して、24時間体制により急場をしのいでいる。


 正しいロケーション及び実在庫数量を把握するために、さらに作業員を投入して全品の実地棚卸を行い、在庫管理システムへの在庫登録を行う。

 業務に慣れていない作業員が大半であることから、業務マニュアルを整備して、応援者・アルバイトを即戦力として活用できるようにする。

 混乱した業務を改善するために、物流センター内の作業分析を行い、作業フローを作成して問題点を把握した後、作業フローの改善に着手する。

 センター内で混在しているA社及びB社の作業員を効率的に業務に当てるために、A社社員を管理者として、指示命令を一本化する。

 A社の取扱商品は、アイテム数が多く、回転率も高いことから、保管効率を向上させるように、フリーロケーションから固定ロケーションに変更する。




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