【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 前期  労務管理 2級)

【問題 10】
労働時間に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 使用者の責に帰すべき事由により、所定労働時間の一部について休業を命じた場合、現実に支払われる賃金が平均賃金の6割に満たないときは、その差額を休業手当として支払わなければならない。

 所定労働時間外に社内で実施される教育や研修については、出席が任意であり、出席しなかったことを理由として不利益に取り扱うことがない場合には、労働時間として取り扱わなくてもよい。

 業務の都合に応じて、始業及び終業の時刻の繰上げ、又は、繰下げを行う場合、就業規則等による定めのほか、予め労使協定を締結しなければならない。

 労働時間の把握は、そもそも使用者に課された義務であり、実際に労働したにも関わらず、労働者本人が、タイムカードの打刻を忘れた場合に、その部分の賃金を支払わないこととすることはできない。

 労働基準法第41条第2号に定める、いわゆる管理監督者であっても、健康確保を図る観点から、使用者には、適正な労働時間管理を行う責務がある。




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