【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 前期  総務 3級)

【問題 39】
緊急時の社内広報に関する記述として最も不適切なものは、次のうちどれか。

 緊急時の社内広報の在り方を検討する場合には、緊急事態にはどのようなものがあるかの把握が必要である。緊急事態の分類には、自然災害、事故等の外的要因によるものと、製品、サービスの欠陥や過失、人事・労務上の問題等の内的要因によるものとの2つがある。

 事件や事故発生時、社内に情報が与えられないと疑心暗鬼の状態になる。こうしたリスクを避けるには、できるだけ早く社内に情報を流すことが不可欠であり、スピードを優先して、未確認情報でも社内には公開する。

 問題が発生すれば、営業担当者は顧客から、社員は様々な外部の人から、それぞれ事情を聞かれる。その際には、迷惑をかけたことを謝罪し、二度と問題を起こさないために、どういう措置を取ったのかを説明できなければ、会社全体の信頼を失ってしまう。こうした外部からの問合わせに対して、会社の対処方針とその内容、Q&Aを用意し、社員に周知する。

 緊急時は、とかく情報が錯綜しやすく、記者の取材に事情を知らない社員が勝手に誤ったことをコメントし、事態を悪化させることがある。こうしたことを防ぐため、日頃から緊急連絡網と連絡ルートを決めておき、情報の出所となる情報発信の窓口を、必ず一本化しておくことが必要である。




ビジネスキャリア検定の問題番号選択画面へ

ビジネスキャリア検定(年度別)のトップ画面へ

ビジネスキャリア検定(科目別)のトップ画面へ

過去問倶楽部のトップ画面へ(資格試験の選択)


過去問倶楽部


Copyright(c) 2009 過去問倶楽部 All rights reserved.