【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成25年 前期  総務 3級)

【問題 9】
募集株式の発行等に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 現物出資の場合、原則として、裁判所が選任する検査役の調査を受けなければならないが、出資財産の中に不動産が含まれている場合でも、現物出資が相当であるとする公認会計士の証明があれば、検査役の調査は省略できる。

 会社が法令・定款の規定に違反し、著しく不公正な方法で新株を発行したために、株主が不利益を受けるおそれがある場合には、株主は会社に対して、その新株の発行をやめるように請求することができる。

 募集株式の決定は、公開会社の場合、有利発行でない限り、取締役会で決定され、譲渡制限会社の場合には、株主割当として、既存株主に平等に割り当てられる場合以外には、株主総会の特別決議で決定される。

 特定の第三者に対して、特に有利な発行価額で新株を発行する場合には、株主総会の特別決議が必要であるが、時価の1割程度下回っていても、「特に有利」とは言えないと解されている。




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