【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
(平成26年 前期 人事・人材開発 2級)
【問題 20】
賃金管理の意義・役割に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
賃金管理は、「総額賃金管理」と呼ばれる賃金総額に関する管理と、「個別賃金管理」と呼ばれる個々の従業員の賃金決定に関する管理とに大別されるが、成果主義型賃金制度が普及した現在では、人事評価に連動した適正な個人間格差を実現するための個別賃金管理がより重要となる。
賃金の構成要素を決定するには、仕事給(職務給、役割給、職能給等)、属人給(年齢給、家族手当等)、業績給(賞与等)のそれぞれの特長を踏まえて、これらの要素を漏らさず組み入れていく必要がある。
社員格付制度、人事評価制度、賃金制度等の基幹人事制度が、総額賃金と個別賃金を決する基盤となるので、これら「制度の管理」は、賃金管理諸施策の中でも特に重要な要素となる。
賃金原資を増加させずに賃金制度を改訂するためには、労務構成の変動にかかわらず、常に昇給原資を内転原資の範囲内に抑え込む構造とする必要がある。
自社賃金の外部競争力を確認する手段として、各種賃金統計の活用が挙げられるが、これらは調査対象社数が少なかったり、統計によっては数値に大きな乖離があるなど、比較指標としては問題が多いため、個別企業へのヒアリングによる方法で確認した方がよい。
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