【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  人事・人材開発 2級)

【問題 3】
コース別人事管理制度に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 管理職層を対象として、ライン管理者(ライン・マネジャー)と非ライン管理者(エキスパート、スペシャリスト)を異なる職群として明確に区分する、いわゆる「管理職層の複線型人事管理」は、団塊の世代のポスト不足対策と職群別の役割の明確化による社員の効率的活用の両立策として普及した。

 主に非管理職層を対象として、職務範囲と勤務態様に応じて、非定型業務主体の総合職と定型業務主体の一般職を区分する「仕事要件に基づくコース別人事管理」は、男女雇用機会均等法の施行を契機として広く普及した。

 主に非管理職を対象として、異動の範囲・可能性や転居を伴う異動の有無などにより勤務地非限定社員と勤務地限定社員を区分する「勤務地要件に基づくコース別人事管理」は、ワーク・ライフ・バランスヘの対応策の一つである。

 コース別人事管理における職群間の異動(職群転換)は、雇用機会均等の観点から双方向の運用が現在主流となっている。

 コース別人事管理における職群間の賃金格差は、職務内容や職務範囲、職務要件や期待役割に配慮した合理性が求められる。




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