【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  人事・人材開発 2級)

【問題 30】
キャリア形成に関する記述として最も適切なものは、次のうちどれか。

 キャリア・カウンセリングの目的は、カウンセラーあるいはコンサルタント等の専門家が、日常の問題や能力開発について悩んでいる人へ解決策やアドバイスを的確に与えることである。

 企業で実施されているキャリア研修の多くは、選択定年制や役職定年制が適用される40代以上の中高年を対象とした「セカンド・キャリア研修」であり、20~30代の層に対する「キャリア研修」のニーズはそれほどない。

 キャリア開発とは、社員ニーズをもとに、潜在能力の顕在化と適性の継続的発展等により、個人目標の達成を図るものであり、企業が必要とする能力開発を目的とする人材育成とは別の教育体系で行う。

 CDPとは、コア人材の早期人材育成に用いられるもので、ジョブ・ローテーションや海外勤務、出向等による新しい仕事への挑戦による能力開発や、異業種交流等による人的ネットワークの構築、早期選抜とシャドウイング等を含めた総合的な能力開発プログラムである。

 ジョブ・ローテーションでは専門性を身につけるには難があるので、今後スペシャリストのような専門性の高い人材の需要が高まる中、そのニーズは次第に希薄化していく状況にある。しかし、職務経験を深め広い視野を身につけるべき経営幹部の人材育成法としては効果がある。




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