【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  人事・人材開発 2級)

【問題 38】
R社は、500人規模の製造メーカーであり、ここ数年の業績は横這い状態が続いている。今までの研修では役割、職責の役割理解と行動についての階層別研修に力を入れて取り組んできたが、研修の効果は今一歩であった。より効果の高まる研修の実施、施策の改善に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 今までの研修は、対象者全員を参加させる全員受講方式で実施していた。受講者の研修への取組姿勢や意欲にかなりのバラツキが見られるので、今後は当社の業績向上に結びつける為にも意欲の高い社員を対象とした指名受講方式に切り替える。

 研修実施に当たっては、業務が多忙な受講者への負担を避けるために研修に関しての事前学習は一切実施していなかった。今後は各研修に事前学習課題を与えて受講意識を持たせる研修の進め方を実施する。

 今までの研修は、研修終了後に研修レポートを提出させて修了としていた。今後は、それに加えて受講者が職場に戻ってからの行動計画を作成させ、その目標達成に挑戦する取組を取り入れる。

 若手社員から管理職までの各階層研修の内容に、受講者毎の特性把握診断や研修への取組姿勢・行動等についてのアセスメントを行い、個々人の適性を判断し人事異動の際に活用する。

 各研修のプログラム内容は、長年依頼してきた外部講師にほとんど任せて実施してきた。今後は当社の課題解決に直結させる為に社長をはじめとした各役員の講話と意見交換を研修の中に必ず組み入れる。




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