【問題 33】 以下の<事例>において、正確な店舗別・商品別の在庫額管理のための方策として不適切なものは、次のうちどれか。
<事例> A社は、カジュアルシューズの小売業である。首都圏を中心に約300店舗を出店し、年中無休で早朝から深夜まで営業している。同社では、次のような現状から店舗別・製品別にタイムリーにかつ正確な在庫額を把握できずに問題となっている。
○在庫額がタイムリーにかつ正確に把握できない主な理由は、次のとおりである。
①各店舗での本社からの商品の仕入処理と日々の売上処理は、毎日夜10時に前日夜10時以降から当日夜10時までの仕入と売上を一括して計上処理している。
②以下のいずれの場合も、各店舗では売上高や仕入高の修正更新処理は行われていない。
・欠品が生じた場合、同一商品が近隣の店舗にあれば、その商品を移転して販売している。 ・売れ残り商品やキズもの・型崩れ品は、いったん本社で集め、これを遠隔地のA社直営アウトレット店に送って、特売品として廉価販売している。 ・盗難品などの把握をしていない。
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