【過去問倶楽部】資格対策
～ビジネスキャリア検定～
　（平成26年　前期　　経営情報システム（情報化企画）　2級)

【問題 15】
業務の分析の際によく行われるヒアリングの効果、留意点に関する記述として、不適切なものは、次のうちどれか。

ヒアリングは、業務を担当している人に直接、実際の様子や意見・要望を聞くことができるため、業務実態を詳細に把握し、改善すべきポイントや改善方法のヒントを得る効果がある。

ヒアリングする前の準備としては、質問内容を整理しておくこと、またヒアリング対象者の職務や組織上の位置づけなどを調べておくことがある。

実施する際の留意点には、どのような目的でヒアリングするかを対象者に事前説明すること、聞き上手に徹し、無理矢理に聞き出さないこと、秘密厳守を約束することなどがある。

ヒアリングの際は、対象者が業務の実態や問題点などを遠慮なく話すことができる場所を設定する。また対象者が関心ある内容を十分に話すことができるように、テーマや時間にこだわらない柔軟な姿勢で行う。

ヒアリング後は、聞いた内容を単に羅列するのではなく、今後の活動に生かすため、構造的に整理する。