【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  経営情報システム(情報化企画) 2級)

【問題 18】
以下の<事例>における問題解決の過程をKT法(Kepner-Tregoe Program)に当てはめた場合の記述として不適切なものは、次のうちどれか。


<事例>
 A社は国内に複数拠点を持つ会社であるが、東京都内2拠点を統合して新事務所に引っ越すことになった。引越しは、複数の週末を利用して一部門ずつ行い、順調に進んでいった。ところが、全ての部門が引越しを終えた翌営業日に新拠点でネットワークが不通になるトラブルが発生した。トラブルの一報を受けた情報システム部のB部長は、影響範囲を確認の上、ネットワーク復旧を情報システム部の最重要作業とした。
 情報システム部のネットワーク担当C主任は、現場の社員に先週までは異常がなかったことを確認するとともに、他拠点のネットワークが現在正常に稼働していることを確認した。そして、新拠点の主要なネットワーク機器のログやパケットを詳細に分析し、その原因を特定した。その後、C主任は複数の対処策案を策定し、B部長がその中から対処策を決定した。それを受けてC主任は、対処作業の具体的な手順の計画、及びこの期間に発生可能性のあるリスクの識別とその対策立案を行った。

 B部長が、確認したトラブル事実に基づいて、優先的に対応すべき課題を明確にした行動は、「状況把握プロセス」に当たる。

 C主任が新拠点の主要なネットワーク機器のログやパケットを詳細に分析し、原因を特定した行動は、「問題分析プロセス」に当たる。

 C主任が特定した原因から複数の対処策案を策定した行動は、「決定分析プロセス」に当たる。

 B部長が複数の対処策案から対処策を最終決定した行動は、「決定分析プロセス」に当たる。

 C主任が対処作業の具体的な手順を策定し、リスク識別やその対策を検討した行動は、「決定分析プロセス」に当たる。




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