【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
(平成26年 前期 経営情報システム(情報化企画) 2級)
【問題 34】
運用サービスに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
システムの信頼度を総合的に評価する基準の一つであるRASは、信頼性(Reliability)、可用性(Availability)、保守性(Serviceability)のイニシャルであるが、これに保全性(Integrity)、安全性(Security)を加えたRASISも指標としてよく使われる。
MTBF(平均故障間隔:Mean Time Between Failures)は、「システム稼働時間累計÷故障回数」で算出する。MTTR(平均修復時間:Mean Time To Repair)は、「障害修理時間累計÷故障回数」で算出する。
応答時間は、通信回線容量及びプロセッサ(CPU)の性能で計算できる。アプリケーションによってはネットワークを高速化しても応答時間の改善に大きな効果が期待できないことがある。
一般に信頼性が低ければ可用性も低下するが、冗長化された構成を取れば可用性への影響は少なくすることができるので、障害対策の観点では、可用性と信頼性を分けて考える必要がある。
可用性は稼働率で表され、「MTBF÷(MTBF+MTTR)」で算出する。MTBFが大きくMTTRが小さいシステムほど可用性が高く、総合的に信頼性が高いシステムであるといえる。
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