【過去問倶楽部】資格対策
～ビジネスキャリア検定～
　（平成26年　前期　　経営情報システム（情報化企画）　2級)

【問題 36】
在庫管理に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

在庫の種類としては、製造業では部品、原材料、半製品、仕掛品、完成品等があり、小売業では主に商品がある。この種類によって在庫管理の方法も違ってくる。

製品の場合は受注から出荷まで、資材の場合は生産計画から投入までの間にタイムラグが発生するので、この間に同一製品・資材の出庫が重ならないように受注、あるいは生産計画の時点で引当てを行うことが必要である。

在庫管理の商品・資材が多い場合、全ての商品・資材を同一基準で管理するのではなく、ＡＢＣ分析などによりグルーピングし、グループ単位に管理方法を変更することが必要である。

在庫を抱えることはコスト要因になるため、在庫を管理する目的は余剰在庫を減らすことであり、在庫数量が管理の最も重要なポイントになる。

在庫棚卸では、倉庫にある現物を実地に調査して、システムに登録されている在庫数とのチェックを行い、差異が生じればその原因を究明し、現物在庫数に合わせてシステム上の在庫数を修正する。