【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  経営情報システム(情報化企画) 2級)

【問題 38】
ERPパッケージに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 ERPパッケージの魅力には、社内で業務ごとにバラバラに導入されていたシステムを統合し、各部門・現場などに保管されていた情報を一元的に管理できることなどが挙げられる。

 従来の情報システムでは、まず業務プロセスをどのように改革するかを決め、それを支援する情報システムを構築していたが、ERPパッケージでは自社の業務をパッケージに合わせることで業務の最適化を図るというのが基本であるので、事前に導入後の業務プロセスが最良であるかを確認する必要がある。

 ERPパッケージには、業種、業務内容、国際・国内取引などによって各々得意分野があるので、同業他社で導入して評価の高い製品をベースに検討するとよい。

 ERPパッケージの機能は多岐にわたり複雑であり、全体を把握することが困難であるため、パラメータ設定による立ち上げとその後の調整において、専門家の導入支援が必要である。

 ERPパッケージの導入においては、業務プロセスの見直し検討は必要であるが、技術的な専門知識がより必要なことから、IT部門の課題とみなしてIT部門担当のトップを責任者とすることが望ましい。




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