【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  経営情報システム(情報化企画) 2級)

【問題 9】
情報化投資に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 戦略的情報化投資は、経営戦略を実現するための手段として実施される。そのため、自社の経営戦略や情報化投資目的との適合性を踏まえて実施し、最終的には、ビジネスの成果として測定される必要がある。

 情報化投資を行う場合は、PRM(Performance Reference Model:業績評価参照モデル)を活用して情報化投資における効果を客観的に評価することができる。PRMでの評価は、その目的に応じて、投資の実現性とコストの2軸から、評価を行う。

 情報化投資のタイプは、インフラ型投資、業務効率型投資、戦略型投資に分類でき、投資のタイプによって、投資効果の測定方法も異なる。そのため投資に当たっては、事前に自社の実情に合致した投資効果の測定方法を検討しておくことが必要である。

 情報化投資における事後評価方法の1つに、事前評価の段階で設定したKPI(Key Performance Indicator)の達成度を捕捉し、そのKPIの達成度を評価する方法がある。この評価を実施するためには、システム構築の段階からKPIをモニタリングする仕組みを構築しておくことが不可欠である。

 戦略的情報化投資における投資効果については、経営者や関連各部門との間で、評価指標の内容やその評価の方法について、事前に十分に協議し、合意形成を図っておくことが非常に重要である。




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