【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  企業法務 3級)

【問題 26】
以下の<事例>を前提とした場合の記述として適切なものは、次のうちどれか。


<事例>
 A社の振り出した約束手形が2014年3月25日と26日に不渡りとなり、4月15日にはA社に対して破産手続開始決定がなされ、XがA社の破産管財人に選任された。A社にはY銀行との間に通常の銀行取引約定に基づく借入金債務がある。

 3月25日と26日にA社の振り出した約束手形が不渡りとなったが、破産手続開始決定を受けた4月15日までは、A社が銀行取引停止処分を受けることはない。

 A社が割引のために3月24日にY銀行に預けた手形について、破産管財人XがY銀行に返還を要求してきているが、Y銀行は商事留置権を行使して手形を留置することができる。

 A社は、破産管財人Xが選任された以降も、不渡りとなった手形を任意に買い戻すことができる。

 A社とB社とは商取引に基づかない資金繰りのための約束手形の授受があり、B社は、3月31日を満期日とするA社振出の約束手形を所持する一方、A社あてに4月1日を満期日とする同額の手形を振り出していた。B社は期限の利益を放棄して相殺し、手形決済を免れることができる。




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