【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  企業法務 3級)

【問題 32】
甲社では、近年の独禁法改正など独禁法規制強化に対応するため独禁法遵守規程の見直しを行うことになり、社内会議が開かれた。会議出席者の発言として不適切なものは、次のうちどれか。

 独禁法違反のケースには、主なものとして「不当な取引制限」と「不公正な取引方法」の2つがあるが、当社は、入札談合の機会はない業界に属しているから、「不当な取引制限」違反のおそれはきわめて小さい。したがって、「不公正な取引方法」の違反に重点を置いて独禁法遵守規程を見直すべきだ。

 「不当な取引制限」には、課徴金が課される。課徴金はヤリ得を防止するために課されるものであり、金額も大きく会社のダメージも大きい。

 下請法は、独禁法の「不公正な取引方法」についての特別法というべきものであるが、特別法が作られたことの意味を考え、違反防止の徹底を図るよう見直すべきである。

 景表法は、事業者対消費者との間の取引を規制するものであり、消費者保護法の一種なので、景表法違反防止には、更なる注意が必要である。




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