【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  企業法務(組織法務) 2級)

【問題 5】
営業秘密についての企業の組織的管理に関する記述として不適切なものの個数は、次のうちどれか。


A.経済産業省の営業秘密管理指針は、営業秘密の管理を適切に機能させるために実施することが望ましい組織的管理の在り方に関する基本的な考え方について、大要、「自社の営業秘密の管理という視点のほか、他の事業者の営業秘密を侵害しないという視点を持つことが必要である」としている。

B.不競法上の営業秘密侵害罪により従業員が刑事責任を負う場合、従業員が所属する法人は当該従業員の選任監督や違反行為を防止するために必要な注意を尽くしていることを証明しない限り刑事責任を免れない。

C.経済産業省の営業秘密管理指針は、不競法上の営業秘密侵害罪に違反する従業員の行為を防止するための措置について、大要、「当該違反防止のため事業主が一般的、抽象的に違反防止の注意、警告をすれば足りる」としている。

D.経済産業省の営業秘密管理指針は、営業秘密の管理を適切に機能させるために実施することが望ましい組織的管理の在り方のうち、他社の営業秘密を侵害しないための組織的管理について、大要、「従業者等が営業秘密の不正取得・開示行為等を行い、その者を通じて事業主が悪意又は重過失で営業秘密を取得した場合には、事業者自身による不正競争行為に該当し得るため、従業者等が正当に営業秘密を取得・開示していることにつき、事業者としては相当の注意を払う必要がある」としている。

E.経済産業省の営業秘密管理指針は、営業秘密の望ましい組織的管理のポイントについて、大要、「国内法令を遵守することが当然の前提であるが、企業活動がグローバル化していることを考慮すると、事業者のリスクマネジメントの観点からは、外国からの技術情報の導入に際して、例えば経済スパイ防止法等の当該国における法規制との関係にも配慮することが望ましい」としている。


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