【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  企業法務(取引法務) 2級)

【問題 13】
仮登記担保に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 所有権に対する仮登記担保には、「代物弁済予約を原因とする所有権移転請求権仮登記」、「停止条件付代物弁済契約を原因とする条件付所有権移転仮登記」等がある。

 甲は乙に1,000万円を貸し付け、その担保のため、乙所有の1,000万円の土地に代物弁済を原因とする所有権移転登記請求権の仮登記をすれば、弁済期日に弁済しないときに、直ちに所有権移転の効力が生じる。

 債務者等には受戻し権が認められているが、担保目的物の所有権が第三者に移転した場合にもこの権利を行使することができる。

 土地及びその上にある建物が同一所有者のものである場合、その建物について担保仮登記がされたときには、仮登記担保権の実行により、所有権移転本登記がされると、法定借地権が成立する。

 仮登記担保権者は、担保目的物が競売にかけられた場合、担保仮登記がされていれば、全ての抵当権者、根抵当権者に優先して弁済を受けることができる。




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