【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  企業法務(取引法務) 2級)

【問題 28】
文書提出命令に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 当事者が訴訟において引用した文書を自ら所持するときは、その文書の提出を拒むことができない。

 文書提出命令の申立ては、文書の表示・文書の趣旨・文書の所持者・証明すべき事実及び文書の提出義務の原因を明らかにし、書面によって行う。

 文書提出命令の申立てをする場合において、文書の表示及び文書の趣旨を明らかにすることが著しく困難であるときは、その申立ての時においては、これらの事項に代えて、文書の所持者がその申立てに係る文書を識別することができる事項を明らかにすれば足りる。

 裁判所は、公務員の職務上の秘密に関する文書については、公務秘密文書に該当するかどうかに関し、監督官庁の意見聴取をしなければならない。

 貸金返還請求訴訟において、原告である貸主が、被告である借主の所持する借用証書に関し、裁判所に対して文書提出命令の申立てをなし、これが認められたが、被告がこれに従わなかった場合、裁判所は直ちに原告の消費貸借契約の成立などの主張を認めることができる。




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