【過去問倶楽部】資格対策
〜ビジネスキャリア検定〜
 (平成26年 前期  経営戦略 2級)

【問題 10】
従来、企業は分析型経営戦略論に基づき戦略策定を行ってきたが、それでは実践には役立たないという批判もあった。その後、分析型戦略論の長所と短所を考えながら、企業ではプロセス型戦略論を取り入れた戦略策定が行われている。分析型戦略論の短所に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 分析型戦略の根幹をなすのは、経済合理性の追求である。これは、いかに少ない投入で産出を最大化するかという効率性のみに注力することになるため、資源の有効な配分を考慮できなくなる。

 いったん分析型戦略がトップやスタッフによって策定されると、その他の組織構成員はその戦略を遂行することを求められるため、積極的に戦略に参画しコミットする動機づけが損なわれてしまう。

 PPMマトリックスを用いてROI(投資収益率)を極大化できるような投資代替案を選択する分析型戦略は問題発見型の戦略であり、企業が直面する問題を解決するには限界がある。

 環境の構造的変化を読みとろうとするより、表層的な変化にのみ注目するのが分析型戦略の特徴であるため、今日のように環境の変化が激しく予測不可能な状況では、環境分析が無力化する恐れがある。

 分析型戦略を適用しすぎると組織の硬直化を招き、戦略策定を担当するスタッフへのパワーの集中やスタッフ数の肥大化によって、現場での迅速で的確な意思決定ができなくなる。




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