【過去問倶楽部】資格対策
～ビジネスキャリア検定～
　（平成26年　前期　　ロジスティクス管理　2級)

【問題 7】
ロジスティクス統制に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

ロジスティクス統制とは、計画と実際とのずれを把握し、適切な予防・是正措置を施すことである。

ロジスティクス業務の遂行においては、顧客満足度の向上を目的とした｢品質マネジメントに関する国際規格｣(ISO 9000)が、ＩＳＯ(国際標準化機構)によって制定されている。

ロジスティクス業務では、教育訓練により作業ミスを減少させる対策よりも、発生した作業ミスが大事故に至らないように、安全機構を考慮した設計や自動停止システム・バックアップシステムの構築が有効である。

ロジスティクス評価指標は、上位の経営目標と関係付けた上で、ロジスティクス全体を評価するための指標を設定し、その向上に向けた個々の活動の具体的目標をブレイクダウンして設定することが必要である。

ロジスティクスは顧客との接点であるため、社内の各所の品質が、顧客の目には物流品質と見える。そのため、物流品質の維持・向上を図る場合、製品の開発、生産、物流、請求等の業務プロセスに関わる全ての社内部門を管理範囲とする必要がある。