【過去問倶楽部】資格対策
～ビジネスキャリア検定～
　（平成26年　前期　　生産管理プランニング（加工型・組立型）　2級)

【問題 10】
見込生産の生産計画に関する記述として最も不適切なものは、次のうちどれか。

顧客からのオーダに対しては即納を基本とするが、在庫の過剰保有は財務的に不利になるため品種別の適正在庫量の設定方法とそれに基づく在庫維持、さらに販売に適時・的確に対応できる生産体制の確立が必要になる。

販売予測は、主に、過去の販売実績のデータ、傾向変動や季節変動の予測、営業部門からの情報に基づいて行われる。

見込生産では、生産者側の見込みで生産するため、適切なスケジューリングを行うと、高生産性の生産体制の確立と常に効率よく負荷（仕事）を割り付けることによる計画・安定生産が可能になる。

製品の長期的な販売予測がある程度可能な場合は、在庫の状況により、発注点に合わせて一定の製造ロットサイズで製造部門への製造指示が行われる。

製品の投入順序を決定する生産比逆数方式では、各製品の作業時間と生産量の積に基づいて投入順序が決定される。