【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  労務管理 2級)

【問題 36】
労働安全衛生マネジメントシステムに関する記述として不適切なものは次のうちどれか。

 労働安全衛生マネジメントシステムとは「計画(Plan)-実施(Do)-評価(Check)-改善(Act)」という一連のサイクルにより、自主的な安全衛生管理を継続的に行うシステムをいう。

 安全管理者を選任しなければならない事業場は、建設物、設備、原材料、ガス、蒸気、粉じん等による、又は作業行動その他業務に起因する危険性又は有害性等を調査し、その結果に基づいて、労働者の危険又は健康障害を防止するため必要な措置を講じ、その結果を所轄労働基準監督署長に届け出なくてはならない。

 労働安全衛生マネジメントシステムに従って行う措置は、事業場を一の単位として実施することを基本とするが、建設業に属する事業の仕事を行う事業者については、当該仕事の請負契約を締結している事業場及び当該事業場において締結した請負契約に係る仕事を行う事業場を併せて一の単位として実施することを基本とする。

 リスクアセスメントとは、潜在する危険有害性及び危険有害事象を確認し、利用可能なデータと経験、系統的観察、統計学的分析により危険有害の発生確率を推定し、リスクを推定評価する分析作業のことをいい、労働安全衛生マネジメントシステム構築の基本データとなるものである。

 リスクアセスメントの具体的な実施手順は、①危険有害源を特定すること、②リスクを推定し、評価すること、③対策の優先度を設定することの3つからなっている。




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