【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
 (平成26年 前期  労務管理 2級)

【問題 9】
職場のいじめ・嫌がらせとその紛争解決に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 職場のいじめ・嫌がらせがエスカレートして、暴力や脅迫に及んだ場合、それらの行為について刑事告訴がなされて以後は、労働審判の対象となることはない。

 厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」の提言(平成24年3月15日)により、職場のいじめ・嫌がらせ固有の紛争解決制度が整備された。

 個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律に基づくあっせん手続においては、職場のいじめ・嫌がらせ問題の深刻さと迅速な解決の必要性から当事者らは手続きへの出席を義務付けられる。

 職場のいじめ・嫌がらせは、事件の密室性ゆえに表面化する可能性が低く、総合労働相談コーナーに寄せられた相談件数も、解雇や労働条件の引下げに関する相談件数に比べて低い。

 上司の部下に対する個人的な感情に基づいて行われる、就業時間外・職場外のいじめ・嫌がらせ行為であっても、上司本人だけでなく、会社も法的責任を問われる場合がある。




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