【問題 23】 以下に示す<事例>を踏まえた場合、K社の人事制度の理念を具現化する賃金制度の在り方に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
<事例> K社は、「能力の高い者に大きな役割を担わせ、成果の極大化を図る」という狙いで、従来の職能資格制度を廃し、管理職層に役割等級制度を導入した。この制度改定により、職能資格制度で最上位の資格にいた者を、役割等級上の下位等級に格付けする等、現在の発揮能力と担当職務の職責とを重視した格付けに徹し、当初の狙いどおり、年功色の払拭を一挙に進める結果となった。 なお、従来の職能資格制度では5等級だった資格階層を、改定後の役割等級では3等級に大括り化した。 当該制度変更に伴う総額人件費の一時的な上昇は織り込んでおり、予算化も図っている。
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