【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
企業法務 3級 (サンプル 1)

【問題 19】
以下の<事例>に基づいた場合の売買契約に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。


<事例>
 A株式会社(以下「A社」という。)はB株式会社(以下「B社」という。)に対して、下記の条件で商品を販売することとし、2014年3月1日付で売買契約を締結した。この契約に関し、A社及びB社間で定めた事項は下記が全てであり、これ以外に特に取り決めた事項はなく、これ以外の事項については全て商法が適用される。


  記

 ・数 量 1,000個
 ・金 額 500万円
 ・納入期限 2014年3月末日
 ・支払期限 2014年4月末日

 この契約に基づき、2014年3月末日に、A社はB社に商品を引渡し、商品を検査した上で受領した。
 2014年4月末に、B社はA社にその代金500万円を支払った。ところが、2014年7月1日に、実際に引渡された商品は980個であり、また実際に引渡された980個の一部に引渡し時の検査では、直ちに発見できない瑕疵があることが判明した。2014年7月2日、B社はA社に対して、不足分の代金減額を求め、また当該瑕疵によってB社に生じた損害の賠償を求める旨を文書で通知した。
 なお、この売買は、A社B社共に事業のために行ったものである。またA社は商品が980個であること、及び商品の引渡し時の検査では、直ちに発見できない瑕疵があることのいずれについても、知らなかった。


 B社は、商品20個分の代金減額と、商品の瑕疵によってB社が被った損害の賠償をいずれも請求できる。

 B社は、商品20個分の代金減額を請求できないが、商品の瑕疵によってB社が被った損害の賠償を請求できる。

 B社は、商品20個分の代金減額を請求できるが、商品の瑕疵によってB社が被った損害の賠償を請求できない。

 B社は、商品20個分の代金減額と、商品の瑕疵によってB社が被った損害の賠償のいずれも請求できない。




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