【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
企業法務 3級 (サンプル 1)

【問題 37】
甲土地は、A社が宅地の造成工事を行い、B社が分譲販売をした。甲土地の販売後に同土地の一部が陥没したり敷地の石積が崩落するなど造成工事に欠陥があることが判明した。甲土地の購入者による損害賠償の交渉に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 A社が造成工事の施工につき手抜きをしたことにより陥没等が発生したのであれば、A社に対して同社の故意・過失により不法に権利が侵害されたものとして不法行為責任を追及して損害賠償の請求ができる。

 A社の造成工事による欠陥があれば、A社の故意・過失に関係なく製造物責任法により、A社に対して損害賠償の請求ができる。

 B社がA社の手抜き工事の事実を知っていた場合に限り、B社に対して瑕疵かし担保責任を追及して契約解除又は損害賠償の請求ができる。

 B社がA社の手抜き工事の事実を知らなかったとしても、甲土地の陥没等を発見したときから3年以内であれば、B社に対して瑕疵担保責任を追及して契約解除又は損害賠償の請求ができる。




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