【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
企業法務(組織法務) 2級 (サンプル 1)

【問題 24】
株式会社の組織再編の手法に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。

 合併のうち、消滅会社の権利義務の全部を既存の他の会社に承継させる形態を吸収合併といい、消滅会社の権利義務の全部を新たに設立する会社に承継させる形態を新設合併という。

 A社を承継会社、B社を消滅会社とする吸収分割を行う場合、A社は、B社株主に対して、分割対価としてA社株式以外の財産のみを交付することが可能である。

 A社が他の会社の完全子会社となる手法としては、株式交換や株式移転が考えられるが、株式交換ではA社は既存の会社の完全子会社となるのに対し、株式移転ではA社は新たに設立する会社の完全子会社となる。

 株式交換や株式移転は合併や会社分割とは異なり、会社の債権者の利害に大きな影響を及ぼすケースは限られているため、例外的な場合を除いて、債権者保護手続は不要である。

 新設分割を行う場合、分割の効力発生日後2週間以内に、新設会社の設立登記を行わなければならない。




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