【過去問倶楽部】資格対策
~ビジネスキャリア検定~
企業法務(組織法務) 2級 (サンプル 1)

【問題 3】
行政上の許認可制度に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。

 レストラン事業を計画するA社は、食品衛生法に基づく営業許可を申請した。しかし、A社の提出した申請書には不備があり、法令上必要な記載事項の一部の記載が漏れていた場合、当該申請は拒否される場合がある。

 X県内で一般廃棄物処理施設の設置を計画するA社は、X県知事に対し、廃棄物処理法に基づく一般廃棄物処理施設の設置許可を申請し、X県知事がA社の施設設置を許可した。その後、A社の処理施設から漏れた廃液によって健康被害を受けた近隣住民YがA社に対して不法行為責任を追及する場合、A社は、X県知事から許可を受けていることをもって当該不法行為責任を免れることができる。

 X県内で一般廃棄物処理施設の設置を計画するA社は、X県知事に対し、廃棄物処理法に基づく一般廃棄物処理施設の設置許可を申請した。しかし、X県知事は法の要件を満たさないことを理由に、当該申請に対し拒否処分を行った場合、A社が希望する当該施設の設置を裁判によって可能とするためには、X県を被告とする取消訴訟を提起すれば足りる。

 A社はX県内で食肉販売事業を計画し、卸売業者B社と売買契約を締結したが、食品衛生法による食肉販売の営業許可を受けていなかった。この場合、A社とB社との食肉の売買契約は、無効になる。

 A社は、X県内の河川敷においてバッティングセンターを経営すべく、河川管理者であるX県知事に対し、河川法に基づく土地占有許可を申請した。X県知事は、占有を許可する処分を行ったが、理由を示さなかった。この場合、A社はX県知事に対し、行政手続法に基づいて当該許可処分に係る理由の開示を求める事ができる。




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